今年でABSにきて4年目になり、12月中旬でこのABSを卒業です。
Level8では毎日リハーサル漬けです。
年初めには、Paris Opera BalletからGuest
Teacherが来てくださり、3日間みっちりパリオペスタイルを教えていただきました。
今年の予定は
・5月 6月 Morning Melodies (1 week)
・7月 8月 Dancers Company Tour (6 weeks)
・9月 卒業公演
・12月 Snow Queen
すごく忙しい1年になりそうです。
今は5月末から1週間あるMorning Melodiesというコンサートに向けてリハーサル中です。
作品は Jabulaというコンテンポラリーの作品とSimon Dow振り付けのBallet de Cristalです。
Ballet de Cristalではソロを踊らせてもらうことになりました。
バランシンベースなので、全体的な動き、足さばきが早いので私にとっては大きなチャレンジです。
Dancers Company Tour はAustralian
Balletとのコラボツアーでオーストラリアを6週間ほとんど毎日公演をしながら回るツアーです。Professionalとしてお給料もちゃんといただけます。すごくいい経験です。
このツアーではPaquita, Simon DowのNew work, Swan Lake Act3をやります。
ご縁があるのか、日本で踊った同じVaをPaquitaで踊ります。笑
Slovak National Theatre
Ballet(スロバキア国立バレエ)からソリストオファーを頂きました。
今年はオーディションをメインに沢山のDVDを送ったり、バレエ団に受けに行ったり、オープンオーディションも受けに行ったのですが、最終的に、スロバキア国立バレエ団からソリストというオファーをもらい、来シーズンから行く事にしました。
恐縮な話ですが、なんと「明日、このクラスを教えてみないか」と、レッスンピアニストかと思っていたらその正体は校長先生(笑)
だった方からお誘いが・・・。
ミューズで先生のお手伝いなどをしていたならまだしも、教師経験の一度も無い私はさすがにそれは、とお断りしようとしました
が、そのことを知った子どもたちが私を見るきらきらした眼の誘惑に負け、友達の勧めも手伝って、そして私自身それが本当に
貴重な体験になると解っていたので、勇気を出して承諾することにしました。
十一歳前後の、皆踊ることが大好きな、素直な子どもたちでした。
精一杯私の真似をする真剣な顔つき、トウシューズを履けると分かっただけで浮かぶ嬉々とした表情・・・そんな十年前の私の
ような彼ら、彼女らに私も刺激を受け、また“踊る”ための新しいパワーをもらいました。
私が彼らにも、少しでも何か残せていたらな、と思います。
そのクラスの子たちと取った写真が、スペイン語の私の紹介(笑)と共に学校(Académico del Conservatorio
Profesional
Municipal de Danza de Ribarroja del Turia)のホームページに掲載されています。恥を忍んで、ここに載せておきます・・・。
↓ http://www.ribadanza.es/index.php?acc=noticia&num=27
今度、11月の中旬にアムステルダムで行われる記念ガラ公演に出演します。
Het National Balletの他、Royal BalletやNYCBも参加するそうで、今はそのリハーサルの毎日です。
同じ練習の繰り返しで、意外とキツイです・・・^^;
秋から冬にかけて体調管理が難しいですが、怪我をしないように心がけています。
Miami City Ballet Schoolの私の入ったクラスでは、平日は4クラス、土曜日は2クラスは必修とされています。
ほとんど、バレエのテクニッククラスやポイントクラス、パドドゥやバリエーションクラスですが、
バレエ以外では、JazzやGyrotonics(ピラティスとヨガを交えたクラス)を受けています。
今、リハーサルでは、バランシン振り付けのDivertimento No.15を、全振り付け習っています。
鋭い動きや、早い動作に加えて、滑らかで自然な上半身が求められるこの作品では、学ぶ事がたくさんあります。
この作品に加え、コンテ系の作品、Carnival of the Animalsという作品もリハーサルしています。
まだ振り付けている最中なので、出来上がるのが楽しみです。
日本は寒くなってきていると思いますが、体に気をつけて、風邪をひかないように気をつけてください!!
舞台を控えてる方は頑張ってくださいね!!
Merry Christmas & A Happy New Year!!!では、またメールします☆(^^)
●末原雅広くん(アメリカ・School of American
Ballet)
お久しぶりです!先生方、ミューズの皆さんお元気ですか?僕は元気にしてます。
今日、4月3日からSpring Breakが始まって1週間とちょっとお休みです!
寮で1週間いっぱい寝て、クラスも受けに行ってって感じになると思います(^^)
最近はスクールの学年末のWorkshop(発表会)のリハーサルが始まって、いつもより少し忙しいです。
演目はSerenade、と全然知らないバランシンの作品(笑)、とUnion Jackという作品をします!
もしかしたらもう1つ作品をするかもってみんなは噂してます。僕は、Union Jackのソリストの練習をしてます!
でも、まだ正式にキャストが決まったわけじゃないので、今のうちに頑張らないと…。
Union Jackはバレエというか、ジャズみたいな楽しい作品です!だからリハーサルも楽しんでやってます(^^)Workshopで
踊れるように頑張ります!!今から楽しみです!!
●末原雅広くん(アメリカ・School
of American Ballet)
おはようございます。お久しぶりです(^^)みなさんお元気ですか?
僕は元気にレッスン頑張ってます!
今日、New York City Balletの冬のシーズンのOpening Night Galaを見に行ってきました!!!
SABから、タダでチケットを運良くもらえて(^^)しかも、オーケストラ席(1番下のフロア)!
普通に買ったら80〜90ドルする所(><)かなりよかった!!
今日のプログラムのSerenade、Bugaku、Symphony in C。
「Serenade」は、故ジョージ・バランシン氏がSABのために作った作品、綺麗なバレエです!
「Bugaku」は舞楽(雅楽?)の音楽を使って、衣装とかも少し日本っぽい作品です。
男性がちょんまげっぽい頭にしてました…笑。でもおもしろかった(^^)
「Sympony in C」は女性が白、男性が黒の衣装の音楽のきれいでかっこいいバレエ! めっちゃ楽しかった!
今年は、故ジョージ・バランシン氏の生誕100周年になる年で(氏の誕生日は1月22日!)
NYCBはThe Centennial Celebration、生誕100周年を祝うシーズンです。
なんと、1月くらいからSABが毎日タダでチケットを生徒のために何枚か用意してくれるそうです!
毎日行きたい〜。日本ではなかなか見れないBalanchine作品をいっぱい見れるので楽しみです。
●清水健太くん(アメリカ・マイアミシティバレエ) 皆さんお久しぶりです。
日本はもうすっかり冬だと思いますがこちらはまだまだ暖かいです!
(最近、ようやく朝と夜は涼しくなってきました。)
つい先日、ファーストプログラムが終わって、今やっと「くるみ」に取り掛かったところです。
最後のファーストプログラムの前にセカンドプログラムを1週間。
その時は『ストラヴィンスキーヴァイオリンコンチェルト』のプリンシパルを全日3日間やらせていただきましたし、次の日の新聞でも好評だったので嬉しかったです!
その次の週は、3日間5回公演のファーストプログラムで監督作品のプリンシパルに 『Symphony in three
movements』のプリンシパルにシルヴィアのパドドゥしました。
この週はほとんど出ずっぱり・・・(笑)
シルヴィアをやったときは、お昼に2つプリンシパルで夜にシルヴィア・・・↑結構しんどかった・・・
でもその時の出来が今までで一番良くて、お客さんやカンパニーのメンバーのいい反応と監督に褒めていただけて幸せでした。
(※写真中央奥が健太くん)
このカンパニーの特徴は・・・
New York City Ballet以外にバランシン作品をできるのは、このカンパニーだけで、日本では踊れない貴重なバランシン作品が
一杯で、全作品、毎リハーサルがとっても貴重です。
今も『Symphony in C』など面白い、それでいて素晴らしい作品のプリンシパルを躍らせていただいてることがとっても幸せです。
今度日本に帰国するまでには自分にある潜在能力が少しでも引き出せてるといいです♪
(2003年11月23日・めるまがNo.27に掲載済み)
その作品は?というと監督自ら振り付けの『Gismonti Brasil』といって、ちょっと野性的な感じのネオクラ作品です。
それを初日から毎日やらせていただいて、2日目はそれとは別に『Allegro Brillante』のコールドバレエと『Symphony in Three Movements』のプリンシパルです。この日が僕にとって一番しんどいです。3つ出るのはこの公演中僕だけ・・・笑
最後の日は、監督作品とみんなもご存知の『Sylvia Pas de Duex』です。
これが日本では見たことない振り付けで、しんどいです。今は毎日のように監督とのプライベートコーチがありますね。
舞台が待ち遠しいですね・・・・もう少しこの地獄のようなスケジュールで辛抱します。